推しの徳が高い、というはなし。

そう、徳が高いんです。

 

 

高みに登って行くのを見ていたい、という俳優さんがいます。

イチイチ説明するのがめんどくさいので以後「推し」とします。

別に名前を出してもいいんですが、私が気恥ずかしいので書きません。

 

 

推しの徳が高いんです。

そりゃあもう。

それはとてもいいことです。

 

中小企業で事務仕事をしながら、定時になるまでどうやりすごすかを考えているような私には、彼は徳が高すぎるんです。

まぶしい。

こんな徳なんか欠片もない私が応援していていいのかと思うくらい。

twitterを覗いては、彼の徳の高さに三年峠を麓まで前転で転がり落ちる気持ちです。

 

 

 

推しはとてもいいヤツです。

いいヤツっていうのもどうかと思うけど、

いい人とは違うし、

とっくに成人してるからいい子でもないでしょう。

 

いいヤツ。

 

愛情をたっぷり注がれて、それを素直に浴びて、すくすく育ったように見えます。

 

 

ぽんこつなので漢字も計算も苦手ですが、賢いので間違ったことはしません。

ファンが何をしてほしいか、何を言ってほしいか、ちゃんと分かっているようです。

 

野生の勘で。

 

たぶん。

残念ながら野生の勘で。

 

野生の勘なので「して欲しいだろうな」じゃなくて「してあげたいな」なんですよね。

もうその発想から別の世界の生き物だ。

いいヤツだな。

 

 

スキルアップだっていつの間にかしている。

仕事が無い時も、稽古中も、頑張ってるアピールがない。

 

何も言わずに山ほどレッスン通ってなければこんなに進化するわけないじゃない。

でも何も言わない。

劇場に行って初めて、彼が積み重ねただろう努力を知るのです。

 

すぐに「んー、やりたくないです!」って上司に言う私とは真逆の生き物です。

 

 

だから今日も私は彼の徳の高さの前にひれ伏すしかないのです。

 

自分が彼を推していていいように、徳を積もうとするのです。

とりあえずは、めんどくさい書類を後回しにせずに着実に片づけるところから。

 

ずっと年下の若手俳優であるあなたへ。

おかげさまで会社のデスクの上の書類が、ごっそり片付きました。

 

ありがとう。