今からでも間に合う「Dimensionハイスクール」

※ネタバレを一切考慮していません。※

 

みなさんこんにちは。今回のこれは視聴率が悪いとか、配信の再生数が伸びないとかそういうことじゃなくて、ただ単に感想をインターネット上に垂れ流す仲間が欲しい!というだけのダイマです。

 

今期のアニメでひときわ異彩を放つ作品「超次元革命アニメ Dimensionハイスクール」をみなさんご覧になったことがありますか?ない?え、じゃあとりあえず見てもらっていいですか?

 

見ないですよね。Dimensionハイスクール(公式略称:Dスク)とは、なんかしゃべる石がいて、高校生と先生が無理やり次元の壁を越えて2次元にされて、謎解きでスフィンクスと戦わされて、正解できないと魂抜かれるし、生き返っても1番大切な物を失ってしまうメリットゼロの状況に追い込まれてアレやコレやある実写とのハイブリッドなアニメです。アニメだって作ってる方が言い張ってるんだからアニメです。

どの辺の層に突き刺さるかというと「恐竜惑星」「ナノセイバー」「ジーンダイバー」を天才てれびくんで見ていたアラサーに突き刺さると思います。ていうか天才てれびくんで実写ドラマを見ていた層ならほぼ確実に突き刺さると思います。実写があるならアニメじゃないとか言わずに騙されたと思って2話まで見て。1話で切るのはちょっともったいない。

 

久々にアニメ見て驚いたんですけど、だいたい1話20分ちょっとで見られるんですよ。いま5話まで放送されたから120分あれば全部見られます。大丈夫、舞台1本見る時間より短い。すぐ終わる。仲間になろう。

120分も使っていられない人もいると思うので、だいたいのことは私が今から説明します。もうこれ読めば6話から普通に話に参加できるようになるから見よう。ちょっと長いけど120分よりは短い。

 

 

 

 おおまかなストーリーの流れ

 アバン(ナレーションで前回までのおさらい)

 OP…なんか飛ばせないのでついつい聞いちゃう

 実写パート(誰かと誰かがケンカするか、前回の出来事を受けて混乱している)

 しゃべる石の登場→2次元世界*1へ移動

 スフィンクスと謎解き対決

 2次元世界での出来事を受けての変化の確認

 ED…いつも変わらない飯とみそ汁 味わうたびにありがたみを知る

 次回予告

っていう感じでお約束が出来上がっています。いまのところ。毎回この流れに沿ってお話は進みます。そういう点では大きい変化はないので、各話での流れは読みやすいと思います。

 

舞台設定

実写パートは「次元高校」という高校の校舎内が95%くらい。黄川田くんのバイクが袖ヶ浦ナンバーだったので、その辺にあるんでしょう。ロケ地:勝浦だし。先生が副業をしているのでたぶん私立。あまり賢くなさそう。学ランしかうろついてないので男子校なんだと思う。

アニメパートは次元のはざまの空間にある教室。登場人物は自分がアニメになっていることを理解している。夢だと思いたい。集団幻覚。モーションキャプチャーで撮っているので、腕とかスカスカ抜ける。そういうお約束。仲間がそこで死んでいても触れることすらできない。つらい。全体的に白い未来っぽい作りの中に黒板と机とロッカーが異質。時計はなぜか常に13時。2次元だったり、2.2次元だったり、2.4次元だったりする。小数点以下の違いは視聴者にも石以外の登場人物にも分からない。

 

登場人物

番手を無視して説明しやすい順。

 

・次元の使者(CV.蒼井翔太)

今のところアバンとED前のナレーションしかお仕事がない。CVがCVなのでいつか顔出しするんじゃないかって疑われている。円盤2巻の特典ブロマイドに名前があるから100%顔出しすると思う。

 

・スプーディオ22世(CV.江口拓也)

しゃべる石。飛べる。本当はイケメンらしい。変身ヒロインものアニメにおけるマスコット的なあれ。便利なしゃべるペットキャラ。でも石。しっぽもないし、首がとれても大丈夫でもない。伝説に従って「選ばれし4人の勇者」を次元のはざまの教室に連れて行こうとするが、数を数えるのが下手なので3人だったり5人だったりする。自分では謎解きに参加してくれない。こいつを触ってしまったのが5人の運のツキだった。基本的に説明が足りない。スフィンクスの存在を感知して頭の毛が立つ。頭の毛と言ったか?

投げ捨ててもゴミに出しても帰ってくるので、5話でついに粉砕されて下水に流された(なのに6話の予告で天井に張り付くでっかい見慣れた顔。怖い)。

 

スフィンクス(CV.諏訪部順一)

倒すべき敵。破壊の魔神。「スフィンクス絶対のルール」に従って謎解きを強要してくる。3次元人がごちそう。食レポの上手い一族。現在3体が確認されている。食べた3次元人のエネルギーを使って次元の階段を昇っている。

スフィンクス・パラメソス(1~3話)…パラメソスは薬指の意。1番スフィンクスっぽいビジュアルをしている。なんか軽い。どもどもー。3話で水上くんに倒されたので、今は落ち込んで立ち上がれないでいる。立ちあがってるスフィンクスなんか見たことないけど。

スフィンクス・ディクティス(4~5話)…ディクティスは人差し指の意。迷彩柄。パラメソスのお兄ちゃん。比較的問題が簡単。

そして、6話の予告ではなんか緑色のスフィンクスが登場した。君は何指かな。

 

スフィンクス絶対のルールは重要なので覚えておきましょう。

スフィンクス絶対のルール

・問題に正解できたら解放する

・不正解なら美味しく食べられる

・不正解→正解の場合、食べられた人も元の世界に帰れる

・食べられた人は解放されても「1番大切なもの」を失う

 スフィンクスを1発正解で倒せると失ったものが返ってくるので、頑張って1問目で正解しよう。

 

・園芸部

屋と村。動きと喋りがめちゃくちゃアニメ。ちょいちょい可哀想。メインキャラクターでないのはこの2人だけ。存在がギャグ。

 

↓↓↓ここからメインキャラクター↓↓↓

名前にそれぞれ色が入っているのは、ただの「個性です」ってたけてぃーが言ってた。

 

・桃谷総司(染谷俊之)

人当りが良く評判も良い物理の先生。めっちゃくちゃ温厚そう。4人の補習担当。2次元世界を集団幻覚と言い張る現実主義。

1話で「授業のあいまを必死でぬってデイトレードで稼いだ100万円」を物語のジャブとして失い豹変する。金のことになると人間が変わる。やばい。なのに2話では不正解時に生徒の代わりに己を差し出そうとする。偉い。かと思いきや3話では水上くんからもらった賄賂の30万をノールックで数えるという教師としてあるまじき姿を見せる。賄賂をもらったのでスフィンクスを倒すための策を授ける。Good Luckじゃない。お金をもらったのでご機嫌である。1~2話は先生の顔芸を見るために見てくれてもかまわない。アニメになると髪がピンクになるのは嫌みたい。

5話現在、先生のお金が返ってきた描写はない。

まだ深く掘り下げられていないので謎が多い。あと、染谷さんが(禁則事項です)なのでドップラー効果のモノマネが下手。

 

・水上ゆりお(橋本祥平)

病弱でアニオタの陰キャらしいけど、読モやっててインスタ(instagraham)のフォロワー2万人いて、ブログの広告収入でそこそこ稼いでいる。不良の黄川田くんとは正反対のキャラだけど仲良し。

2話でスフィンクスに食べられて、解放されるも黄川田くんを失う。自分以外誰も黄川田くんの記憶がない中で必死に解決策を探り、先生に賄賂を贈って知恵を借り、謎解きの特訓に励み、見事に超難問に正解して黄川田くんを取り返す。

黄川田くんが留年するきっかけになったバイク事故の際にたまたま現場に通りかかり、応急処置して救急車呼んで燃えたバイクも消火してくれた。黄川田くん曰く「神様かと思った」「天使が来たと思った」命の恩人。ところが、その事故の原因を作ったのは水上くん本人。黄川田くんと仲良くなりたくてちょっとバイクにいたずらしたら大事になってしまったらしい。可愛い顔して1番狂ってる。戻ってきた黄川田くんに全部告白する。

粉砕されて流されたしゃべる石にバイバイって手を振っていた。かわいいけど怖い。4話では体調不良のため、5話では水上くんを守りたかった黄川田くんに突き飛ばされて謎解き不参加。撮影時のスケジュール事情を窺わせる。

 

・黄川田剛(財木琢磨)

不良のはずなんだけど、今のところ1番まともな気がする。バイト先の大学生があまりにも不真面目なのでボコった。バイク事故(全身打撲で出血多量のため死にかけた)のせいで1年留年している。ゆりおと一緒に卒業するって約束しているので補習には出てくる。体に鉄骨が入っているという噂。鉄骨タックルは分かるけど、鉄骨ダッシュってなんやねん。ペンケースやノートがどこに入ってるかも分からないくらいぺたんこの鞄。消しカスで練り消し作って投げる。授業が始まって秒で寝る。基本が脳筋なので謎解きではあまり役に立たない直感派。

3話で水上くんの尽力によって復活を遂げた後、水上くんに事故は自分の故意に因ると聞かされて混乱するも「ゆりおの1番大切なものは自分」「事故の時、本当に天使が来たと思った」「天使に火傷させちまった」「乗る前にバイクの点検をしなかった自分が悪い」などの理由からすべて許す。むしろ水上くんに嫌われてなかったと知って安堵する。水上くんが天使なら君は聖人だ。5話でもおかしくなった緑ヶ丘くんになんだかんだと付き合ってあげているので良いやつなんだと思う。

端的に言うと愛すべきバカ。

 

・白山純平(石井孝英)

この作品の主人公。緑ヶ丘くんとは幼馴染なんだけど、中学時代に同じ部活に入らなかった件でこじれている。仲直りしたい。厭世的というか達観しているというか。どうせバジルには虫がつく。趣味は園芸だけど園芸部には入ってない。黄川田くんには「ひらめきの天才」と言われている。

これといった強烈なキャラクターがないところが特徴だったが、5話でどMであることが発覚する。しかしスプーディオに対しては1番容赦がない。

プライドが高くてこそ緑ヶ丘流星だと思っているので、5話ではプライドを失った緑ヶ丘くんに耐えられず、謎解きを特訓し、一人でスフィンクスに立ち向かおうとする。なんだかんだあって水上くんを除く4人でスフィンクスと戦い、緑ヶ丘くんと力を合わせて正答にたどりつく。プライドを取り戻した緑ヶ丘くんに激しく罵られるも、めちゃくちゃ喜んでいた。良かったね。

 

・緑ヶ丘流星(大塚剛央)

学年1位だけど、桃谷先生が大好きだから補習を受けている。豹変した桃谷先生を見ても相変わらず大好きらしい。すごい。プライドの塊。常に上から目線。偉そう。普段から眼鏡をかけているにもかかわらず、2次元世界でメガネキャラであることに不満がある。中学入学時はまだ裸眼でTシャツの裾をジャージにインしていた。俺が誘ったのに同じ部活に入らない白山くんとは絶交だ!

謎解きではどちらかというと役に立たない組。話を横道に反らせていく方。

「テニスの殿下様」「壊れた殿下様」の異名を持つ。練習のし過ぎで手首を壊して再起が叶わなかった。(これを財木さんに言わせるの狙いすぎでは)白山くんによれば現在も後遺症が残っていて生活にも支障が出るレベルの様子。

4話でスフィンクスに食べられてプライドを失い、コロコロコミックのギャグ漫画に出てくる小学生みたいになる。ひどい。5話でトリケラトプスのお人形で遊んでるところとか最高にヤバい。

プライドを失った緑ヶ丘くんはラケットとボールを持って一緒にテニスしようよ!って迫ってくる。本当はテニスしたいって気持ちをプライドが邪魔して言えないんだと思うとしんどい。新必殺技も開発した。名づけて「殿下無限ゾーン」。それほぼ手○ゾーンや。目の前の黄色はもう使えるぞ。『油断させていこう』

無事にスフィンクスを倒してプライドを取り戻したが、この間の記憶が全てあるため恥ずかしすぎて更に白山くんに八つ当たりだ。他の3人からはどSとの評価をもらう。

 

 

なんだかやばい長さになってきたのでとりあえずここまでにします。

初回放送はMXで木曜夜22時から。同時刻にGyaoで配信されます。

BS放送はBSフジにて日曜深夜25時から。

Dアニメでは全話配信中。

ニコニコ映えするアニメなので最新話はニコニコ動画で見るのもあり。

日曜夜22時からはニコ生もあります。

その他にも配信されているサイトが多いので公式ページでご確認を。

 

読んでもわけわからなかったですよね。

私も書いててわからないですもん。

 

百聞は一見に如かず。ためしに1度ご覧ください。

俺たちの次元を超えた戦いはこれからだ!!

 

dimension-hs.com

*1:正確には違うけどめんどくさいからそういうことにする